鉄骨建方工事の流れ
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鉄骨建方工事は建設現場で鉄骨などの構造部材を組み立てる作業です。
通常、鉄骨は工場で製作され、その後現場に搬入されて建方作業が行われます。
鉄骨建方工事は建物の形や構造を具現化する重要な段階であり、丁寧に行わないと建物の歪みや耐久性に問題が生じため、正確さが求められる作業です。
ここでは、鉄骨建方工事の流れを解説します。
◇鉄骨建方工事の流れ
①クレーンを使って鉄骨を持ち上げますが、設置は鳶職人が高所で行い、鉄骨を設置したら倒れないようにボルトで仮止めします。
②鉄骨の仮止め後は測量工が測量器を使い、鉄骨が真っすぐかつ正確な位置にあるかを確認して、ボルトを使って鉄骨をしっかりと確実に固定します。
③鍛冶工が鉄骨をしっかり固定した後、溶接作業が行われ、鉄骨同士を溶接棒で溶かし、接着させることで複数の鉄骨が一体化し、建物の強度が向上するのです。
こうして建ち上がった鉄骨のまわりに、鉄筋を巻いてコンクリートを流し込んでいき、完全に乾燥させると鉄筋コンクリート造になります。
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